■華氏451度 | SF | |
この世界は、テレビを中心とした情報管理社会で、本の所持は勿論、読書も禁止されており、消防士による『焚書』が進められている。 消防士モンターグは、読書家のクラリスと知り合い、彼は徐々に感化され、本の面白さに目覚める。 『字を読むことを禁じている世界』の設定の為、吹き替え版で観たい作品である。 |
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■ガタカ | SF | |
遺伝子操作が進む近未来。受精卵に遺伝情報を書き込み完璧な人間“適正者”を産み出すことさえできる。ヴィンセントはそれに頼らない自然な形で産まれたが、遺伝的欠陥が発覚し“不適正者”の烙印を押された。ヴィンセントは宇宙飛行士を発掘する『ガタカ』に憧れたが“適正者”しかなれないと知り、闇ルートを通じて“適正者”と取引をする。『ガタカ』にはヴィンセントの遺伝子の痕跡は一切残してはならない──。極度の緊張を強いられる中、『ガタカ』で殺人事件が起き、“不適正者”の遺伝子が発見される。 | ||
■仮面の男 | ドラマ | |
かつてルイ13世に仕えた親衛隊は、全盛期に比べて体力は劣るが、盟友ダルタニアンは今でもルイ14世に仕えており、それが彼らの誇りであった。先に起きた戦争により、国民は飢えていたが、国王ルイは政治に全くの無関心だった。宴でクリスティーンに恋をしたルイは、恋人の男性が邪魔な為に、戦争の最前線に立たせて死なせてしまう。その男性は、アトスの息子だった。国王に殺されてたも同然と、ルイを失脚させようとするアトス。地下牢に幽閉されている仮面の男とルイをすり替える計画を持ちかける。 | ||
■君がぼくを見つけた日 | SF | |
幼少の頃、ヘンリーは自分の体が消滅し始めてパニックを起こし、母は泣き叫ぶヘンリーを救おうとして交通事故死を遂げてしまう。ヘンリーは意図せずに頻繁にタイムトラベルに遭い、日常生活に支障をきたしていた。ある日、クレアという女性が現れ、ヘンリーがタイムトラベラーだと知り、何度も貴方に会っていると伝え、2人は互いに惹かれあい結婚する。夢のような結婚生活‥‥と思っていたが、『普通』の日常が送れず、妊娠しても胎児が忽然と消えてしまう事実に戸惑う。 | ||
■ギャラクシークエスト | SF | |
20年を経ても尚、ファンが絶えない『ギャラクシークエスト』。 『嘘』の概念を知らない宇宙人は、特撮ドラマで異星人と闘う役者の活躍を本物と思い込み、「私たちの星を侵略者から守って欲しい」と、助けを求めてくる。 役者は、宇宙人をファンと間違え、宇宙への誘いをロケと間違え、ホイホイと宇宙船に乗り込む。しかし、敵を目にした瞬間、そこが本物の戦場と知り、パニックを起こしてしまう。 |
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■クジョー | ホラー/サスペンス | |
1羽のコウモリが、巨犬:セント・バーナードに噛み付いた。
セント・バーナードは『狂犬病』という病に感染し凶暴化‥‥瞬く間に人を噛み殺した。 ある母子は、自動車修理工場で凶暴化したセント・バーナードに出くわし、咄嗟に壊れた車内に逃げ込んだが──車内は真夏の太陽がぎらつく灼熱地獄だった。車内の暑さに耐え切れずにドアを開け放てば、血に染まったセント・バーナードが牙をむいて母子へと襲い掛かってくる。 密室の中、衰弱してゆく母子。『絶望』を描いたホラー作品である。 |
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■ザ・グリード | ホラー/モンスター/パニック | |
90分で3000人ペロリ♪喰って喰って喰いまくれ! ミミズの進化したモンスターが船客を襲う。逃げられない恐怖の中、船客は次から次へとモンスターの餌食となる。 グロ&パニック&モンスター&ホラー&サスペンスが入り混じるも、ホラーの絶頂機に必ず入る『一発ギャグ』。キャラのテンションも異様に高く(笑)、モンスターを恐れもせずに立ち向かっていく。観ているこちら側も熱くなれる。 |
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■グリーンマイル | SF | |
1935年。死刑囚舎房の看守主任ポールは、一人の死刑囚と出会う。 幼い姉妹を殺害した罪での死刑宣告だが、凶悪犯とは思えない大人しい男であった。 尿管結石に悩むポールだったが、ジョンはポールに触れただけで病を治してみせた。 それはまさに『神の力』であり、奇跡を目の当たりにした看守らは、ジョンが冤罪なのではと思い始める。 なんとか救い出してやりたいものの、彼の死刑を覆す証拠が一切ない。時間だけが刻々と残酷に過ぎてゆく。 彼を救い出す手立てはあるのか? | ||
■クレイマー・クレイマー | ドラマ | |
家庭を顧みない仕事人間のテッド。妻は愛想を尽かして家を飛び出してしまう。テッドは妻の行方を探すが見つからず、仕方なしに5歳の息子と生活を共にする。だが、たった独りで仕事と育児の両立は難しく、ついには解雇されてしまう。失意に暮れるテッドに追い打ちをかける出来事が‥‥。 音信不通だった妻が、新たな職を見つけたとテッドの元に現れ、これを機に息子の養育権を巡る裁判を起こしたのだ。最悪な事に、今のテッドは『無職』。絶対に不利な裁判だった。 | ||
■クローン | SF・サスペンス | |
貴方という人間がもし、この世に2人存在したとしたら、どうしますか?
“にせもの(クローン)”が、実は貴方だったとしたら──? その“にせもの(クローン)”は、高い技術を持つ異星人が作成したもの。姿は勿論、声、知能、記憶、感情──心までもがコピーされている。 にせもの側も、まさか自分が“偽”とは気がつかないほどに‥‥。 “にせもの”と疑われた者の嘆きや叫びは、誰の耳にも届くことはない。 貴方は本当に“本物”ですか?貴方が“にせもの”でない証拠は──? |
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■コクーン | SF | |
フロリダの老人ホーム。現役を離れた老人の唯一の楽しみは、隣の空き別荘に忍び込み室内プールで泳ぐこと。
プールに入った老人たちは皆、若返り、噂を聞きつけた老人達が集まってくる。 しかし、このプールには秘密があった。プールの水にはエネルギーが溶け満ちており、宇宙人に注がれる筈のもの。要は老人達は横取りしたのだ。 宇宙人は地球人を咎めるどころか、老いを嘆き若さを縋る心に同情し、老いることのない宇宙で暮らさないかと提案する。 突然の申し出。受けるべきか‥‥? | ||
■ゴースト/ニューヨークの幻 | SF | |
銀行員のサムは、ある顧客の口座データに疑問を持ち、調べることとなった。数日後、恋人と映画を観に行った帰り、強盗に遭遇。揉みあった末に逃げた強盗を追うが、追いつくことはできなかった。ため息をつきながら戻ると、そこには、銃殺された自分と、その自分を抱いて泣いている恋人があった。死者となったサムは、日々泣いて過ごす恋人を慰めようとするが、彼女には自分の姿はもちろん声すらも聞こえない。落胆していた時、自分を銃殺した犯人が恋人宅に侵入。単なる“物盗り”でないと気づいた‥‥ | ||
■コンタクト | SF | |
地球外生命体を探す行為はSFか、それとも‥‥ 広い宇宙の何処かに、宇宙人は必ずいると信じているエリー。そんなある日、ついに宇宙からの電波を受信する。暗号解読の結果、それが宇宙船の設計図であることがわかった‥‥。 宇宙は生命で溢れている。でないと、広いスペース(宇宙)が勿体無い。天文学者であるカール・セーガン監修。『宇宙』を神秘的かつ広大的に描いてくれた作品である。 |
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■コンテイジョン | パニック | |
原因不明の病に罹り、妻が亡くなった。家に帰れば、継子が妻と同じ症状で亡くなっていた。
CDCミアーズは奇病を感染症と結論付けて感染源を遡っていゆく。そんな中、ミアーズの感染が発覚し、亡くなってしまう。
スポーツジムではクラスターが起き、学校は休校。施設は一斉に閉鎖され、街はゴーストタウンと化した。妻と継子を亡くした男はアルコール除菌スプレーを持ち歩き、人を排除しだす。 公開当時は、パッとしない映画だったが、新型コロナ感染により脚光を浴びる‥‥皮肉なものである。 | ||